【書評・文章を書くことが苦手な部下にオススメしたら絶賛された】『言葉ダイエット』

みなさん、こんばんは。管理人のひっぺです。

文章を書くこと、書くことで人に何かを伝えること。社会人になると、確実に接触回数が増えるスキルですよね。書くことはマネジメント、リーダーシップ、プレゼンテーションなどと同じで、「自分にはもともとそんな能力はないし、才能もないから」と、諦められがちなパターンの部類に入ると考えています。その前提の傾向が強いので、「できなくても仕方がない。誰もが皆、身に付けられるものでもない」と思われてしまいがちでもあります。

ぼくの部下に文章が苦手なメンバーがいます。何かの提案資料を作ってもらっても、言いたいことが明確化されていない。それなのに、核ではない枝葉の部分にがっつりページを割く。メールにしても、丁寧すぎる敬語と時代錯誤の言葉の使い方で、読む方もパワーを強いられます。このメンバーは典型的な「自分はこれだけ考えてやってます!」のアピールをしたいタイプです。承認欲求も高いだけに、なかなか一筋縄ではいきません。プライドも高いもので。

何度か文章の書き方や資料の作り方を指導したのですが、なかなか改善が見られません。何度も伝えると、「信用されていない」という話になり、管理する側としても心理的負担が増大します。「諦めも選択肢のひとつだし、もう手をかけるのもやめよう」と何度も投げ出そうと思いましたが、メンバーの成長を促すのも管理職の務めなので、なんとか踏ん張っているところです。

そこで思ったのが、「ぼくに言われるから嫌にもなるんだろうな」という点です。ぼくからすると、部下をコントロールできない上司のポジショニングで思うとこありですが、現実かもしれないので致し方なし。ということで、客観的な意見を求めて書店に走りました。こういうときって、カラーバスのような形で、部下に伝えたい内容が書かれていそうな本以外に目がいかないんです。「文章、言葉、伝え方」と念仏のように唱えながら書棚を見わたし、ストンと手にも心にも落ちてきたのが『言葉ダイエット』でした。

書くことや言葉にすることは、何も特別な才能が必要なわけではありません。誰でも今日からスタートできるもの。そのヒントが『言葉ダイエット』にはたくさん含まれています。


“【書評・文章を書くことが苦手な部下にオススメしたら絶賛された】『言葉ダイエット』” の続きを読む

【書評・小手先のテクニックよりも志を大切にせよ】『シェアする美術 森美術館のSNSマーケティング戦略』

みなさん、こんばんは。管理人のひっぺです。

みなさんは普段からよくSNSを利用されていますか。今も検索エンジンで検索する世の中ではありますがSNS、特にTwitterやinstagramが広がりを見せて以降、SNSで検索をする人たちが増えたように思います。

例えば、電車通勤をしていると、遅延が発生したりしますよね。そのとき、検索エンジンで検索をするよりも、SNSで検索をした方がリアルタイムで生の声を拾うことができます。取捨選択の目は必要になりますが、情報へのアクセスは多様化しているのが現代の特徴だと思っています。

情報収集に便利なSNSを、企業がマーケティング活動の一環で使用しない手はありません。オフラインからオンラインに変遷している中、情報提供のツールとしてSNSを選ぶのも、目的さえ間違わなければ有用な手段です。多くの企業アカウントが開設され、中の人という言葉も浸透していき、企業がSNSで生活者とコンタクトをする時代になりました。大量生産大量消費の時代からすると、その激変が想像できます。

これだけ成長しているメディアとはいえ、まだまだ歴史が浅いのも事実。SNSマーケティングに関する本も多数出版され、ネットには数多くの情報が転がっています。SNSの運用方法を解説したり、いわゆるバズる投稿を目指すテクニック紹介があったりもしますが、SNS運用担当者の心構えや志を説いている本は、『シェアする美術館』以外にないのではないのでしょうか。


“【書評・小手先のテクニックよりも志を大切にせよ】『シェアする美術 森美術館のSNSマーケティング戦略』” の続きを読む

【書評・試してみる価値アリ】『死ぬほど読めて忘れない高速読書』

みなさん、こんばんは。管理人のひっぺです。

今日は2020年最初の1冊目として、上岡正明さんが書かれた『死ぬほど読めて忘れない高速読書』をレビューしたいと思います。書店の平台に並べられていることも多く、インパクトある四字熟語ですので、記憶の中に入っている方も多いかもしれません。

出だしからなんですが、ぼくは速読やそれに準ずることをテーマにした書籍に対して、ほとんど信頼を置いていません。というのも、読書好きになった入り口は小説からで、「本を飛ばして読んだり斜め読みするなんて言語道断だ!」と思っているからです。言葉の1つ1つ、行間の間合いを楽しんでこその本であり読書でもあるのに、それを無視した読み方をするなんて、1ミリも納得をすることもできません。

ではなぜ、本書を読もうと思ったのか。
きっかけは義理の父から薦められたからでした。
権力に屈したわけではないですよ(笑)


“【書評・試してみる価値アリ】『死ぬほど読めて忘れない高速読書』” の続きを読む